拓殖大学工学部デザイン学科のアルバレス・ハイメ教授と、(株)LDF/FDAとの共同研究のひとつとして実施しているプロダクトデザイン演習・Ⅲが4月から開催され、最終発表が7月17日に行われました。
今回の演習の課題は、レーザー加工機を使って「時計」または「動く構造物」制作することでした。
まずは「時計」課題に取り組んだ学生作品の一部をご紹介します。
▲佐藤さんの作品。ゴシック調のシックな掛け時計。黒と白を基調に、透明アクリル板を使っている。LEDライトで光る仕組みも。
▲飯塚君の作品“Timeless nature”。ベニヤを使った吊り下げタイプ自然の要素を取り入れたアンティークな置き時計。
▲浅見君による作品“Tentacle”。仕掛け(動画参照)のついた遊び心のある掛け時計。時計の電池の動力で時間の数字が丸の中に表示される仕組み。(ベニヤ・透明アクリル使用)
▲漆原君の作品“Aquarium clock”。金魚鉢風置時計。金魚は彫刻。(透明アクリル)
▲松本さんの作品。夕焼けを窓をモチーフとしたインテリアとして飾れることを考えた置時計。シャドーボックス風(ベニヤ・アクリル)
▲佐浦君の作品“ウィンドみる”。風車小屋をモチーフにした置時計(ベニヤ)。ロウソクでライトアップも。
▲伊勢川君の作品“時が流れていく時計”。流れを感じられるイメージで階段状の12枚の板を重ねている。濃淡は彫刻で表現。(ベニヤ製)
▲岡本君の作品“Orange Clock”。果物のオレンジをモチーフにしたシンプルな掛け時計。透明オレンジ色のアクリルを使用。止めるネジは種を表現。
▲青山君の作品“CORKLOCK”。コルクボード+時計の融合。実用的な時計。(ベニヤ・コルクを使用)
▲伊藤君の作品“Don’t Forget”。ダンベル時計(MDF製)。「筋トレをするのを忘れないで」という意味を込めてDon‘t Forget。立体的に見えるよう奥行きを出し、鍵かけができるところを作成。プロテインを飲む時間・9時だけ大きくクローズアップ。
つづいて、「動く構造物」の課題に取り組んだ学生作品を紹介します。
▲小堀君の作品“Hexagon clock”。一般的な丸いイメージを避け、六角形でデザインした置時計(MDF製)
▲五條君の作品“Wavement”。波の動きを、表現した可動オブジェ。
160個のアクリル製の正円を、10°傾け、回転させている。
木材の部分を持って回し、サイズ:直径900mm高さ60mm木の歯車が回ることにより、角度の違う上の透明アクリルが回りその反射した光で「波」を表現している。
▲山本君の作品“Triaxial”。正確な時計を作るときにある内部構造を簡易化して見ることができるように
MDFなどの撓みにくい素材を使って軸を3つ作ることによって一つ一つが違う方向に回転するものを作った。
▲岩船君の作品“Holz Musicbox”。レコードをテーマにレーザー加工機の特製を生かすとともに歯車を利用した可動式オブジェ作品を制作。円盤部分は部分は木製だけ、アクリルだけでも楽しめる。(アクリル・ベニヤ使用)
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